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四季折々  鳥帰る

鳥帰る水と空とのけぢめ失せ 沢木欣一 雁塔に若き喊声鳥帰る 都喜彦 鳥帰る (とりかえる) 越冬した鳥が北へ帰ると春がくる
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四季折々  朧

うすぎぬに君が朧や峨眉の月 蕪村 島おぼろ瀬戸の大橋わたりけり 都喜彦 朧 (おぼろ) 低気圧が近づくにしたがって春の月が巻層雲(うすぐも)におおわれ、万物がかすむさま、 と解説しては味気ない。 詩歌の対象としてはもっと情緒的で、五感のすべてに訴える。 <日本…
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四季折々  雛祭

うら店やたんすの上の雛祭 几董 店先に飾る老舗の内裏雛 都喜彦 雛祭 (ひなまつり) 三月三日、桃の節句。 東京では陽暦で行うが、桃の季節にはまだ早く、 地方では陰暦、または四月三日に行うところが多い。 <日本大歳時記>
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四季折々  春寒

春寒し風の笹山ひるがへり 暁台 旧友のゴルフの誘ひ寒き春 都喜彦 春寒 (はるさむ) 古くから用いられている春寒料峭(りょうしょう)というあの感じである。 料峭は春風(東風)の肌にうすら寒く感じさせるさま。つまり余寒と同じ内容であるが、 同じ寒さでも、春の一語にこころ寄せたところが…
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四季折々  椿

椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 蕪村 幼子に心残して椿落つ 都喜彦 椿 (つばき) 椿は実に種類が多い。 花全体が音を立てて地面に落ちる。 写真は檀紙町の庭に咲く詫助椿 <日本大歳時記>
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四季折々  立春

春立つや誰も人よりさきへ起き 鬼貫 立春大吉雨の山門くぐりけり 都喜彦 立春 (りっしゅん) 二十四節季のひとつ。 節分の日の翌日で、今年は二月四日。
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四季折々  凍解け

凍解や戸口にしけるさん俵 正岡子規 凍てゆるむ音して貨物列車着く 亀谷重直 凍解け (いてどけ) 寒気に凍りついた大地が、春になって解けゆるむこと。 寒さのきびしい地方を主としたことばである。 <日本大歳時記>
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四季折々  ものの芽

土塊(つちくれ)を一つ動かし物芽出づ 高浜虚子 ものの芽や童の素足靴はいて 都喜彦 ものの芽 (もののめ) 春に萌え出るもろもろの芽をさすが、 「草の芽」「木の芽」は別に独立した季題としてあるので、 それより広い範囲をふくめた内容のもの。 早春に芽吹くもの全体をさすので、注意しな…
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四季折々  冴返る

一本の薄紅梅に冴え返る 高浜虚子 親子して歯科の通院冴え返る 都喜彦 冴返る (さえかえる) 春になっていったんゆるんだ寒気が、 寒波の影響でまたぶり返すことである。 <日本大歳時記>
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2008年 春

2008年 春 四季折々の俳句と写真をお楽しみください (季語をクリックすると表示されます) 冴返る ものの芽 凍解け 立春 椿 春寒 雛祭 朧 鳥帰る 柳 辛夷 水温む 春の昼 春愁 風光る 春惜しむ …
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四季折々  芝桜

芝ざくら好天あますところなし 石原舟月 一坪の広さに囲む芝桜 吉史 芝桜 (しばざくら) 春の終わりの頃の意が伝統としては正しいが、 春の夕暮れの意に用いる場合もある。 <日本大歳時記>
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四季折々  暮の春

水を出て家鴨寄り添ふ暮春かな 安住敦 点滴の窓に雨降る暮春かな 都喜彦 暮の春 (くれのはる) 春の終わりの頃の意が伝統としては正しいが、 春の夕暮れの意に用いる場合もある。 <日本大歳時記>
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四季折々  木瓜の花

木瓜咲くや漱石拙を守るべく 夏目漱石 訪ふ人もなき杣が家の木瓜の花 フサミ 木瓜の花 (ぼけのはな) バラ科の落葉低木。高さ約2メートル。 枝にとげがあり、葉は楕円形で縁にぎざぎざがある。 春、葉に先だって、紅・淡紅・白色や絞りの5弁の花が咲く。 実は球状で夏に黄…
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四季折々  桜餅

三つ食へば葉三片や桜餅 高浜虚子 手土産に桜餅買ひ師の家へ 吉史 桜餅 (さくらもち) 白玉粉・砂糖・小麦粉を練って薄く焼いた皮にあんを入れて巻き、 塩漬けにした桜の葉で包んだ和菓子。 江戸時代から東京向島長命寺のものが有名。 関西では道明寺糒(どうみょうじほしい)を蒸したもので…
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四季折々  春の月

清水の上から出たり春の月 許六 春の月向ふ三軒両隣り 都喜彦 発掘の復元古墳春の月 都喜彦 春の月 (はるのつき) 春の月、わけても満月は橙色を深めてぼって入りと重い。 秋月の澄みととちがって、ほのぼのとした艶がある。 <日本大歳時記> 写真は 桜海老…
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四季折々  初花

顔に似ぬ発句も出でよ初桜 芭蕉 戦神祀りし宮の初桜 都喜彦 初花や八十路のたつき健やかに 都喜彦 初花 (はつはな) その春に初めて咲く花。多く桜にいう。<大辞泉>
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四季折々  木蓮

木蓮のため無傷なる空となる 細見綾子 木蓮の落花踏まるる舗道かな 吉史 木蓮 (もくれん) モクレン科の落葉低木。中国原産。古く渡来し、庭木とされる。 春、濃紫色で内面が淡紫色の大きい六弁花を開く。葉は倒卵形。 <大辞林>
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四季折々  開帳

開帳の破れ鐘つくや深山寺(みやまでら) 飯田蛇笏 境内の献灯ともし開帳寺 フサミ 開帳 (かいちょう) ふだんは閉じてある厨子(ずし)の扉を、特定日に限って開き、 中の秘仏を一般の人に拝ませること。 <大辞泉>
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四季折々  山笑ふ

福来る門や野山の笑ひ顔 一茶 鎖攀づ六根清浄山笑ふ 都喜彦 山笑ふ (やまわらふ) 「臥遊録」の「春山淡冶(たんや)として笑うが如し」から 春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい感じになるようすをいう。 <大辞泉>
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四季折々  牡丹の芽

鎌倉の古き土より牡丹の芽 高浜虚子 牡丹の芽夜来の雨に光りけり フサミ 牡丹の芽 (ぼたんのめ) 暖冬だったためか 今春の牡丹の芽立ちは例年より早い。
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四季折々  啓蟄

首なし仏胴なし仏大啓蟄 加藤かけい 一鍬に起す土くれ地虫出ず 都喜彦 啓蟄 (けいちつ) 暦便覧によれば 「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也」 今年の啓蟄は3月6日
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四季折々  猫の恋

麦めしにやつるる恋か猫の妻 芭蕉 恋猫の声に目覚めてをりにけり 吉史 猫の恋 (ねこのこい) 猫は主として寒中から早春にかけて、 さかんに妻恋を始める。 <日本大歳時記>
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四季折々  芽立ち

芽立樫(がし)しきりに古葉(ふるば)落しけり 西山泊雲 郵便夫芽吹く木蓮見てゐたり 都喜彦 堂塔をあふぐ寺苑の木の芽かな 都喜彦 芽立ち (めだち) 芽が出ること。また、その芽。 <広辞苑>
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四季折々  涅槃会

山寺や誰も参らぬねはん像 樗良 涅槃図を見て来し吾も横たへる 杉山岳陽 涅槃会 (ねはんえ) 釈尊入滅の陰暦二月(今は三月)一五日、 釈尊の遺徳奉讃追慕のために修する法会。 涅槃図を掲げ遺教経を読誦する。 更衣(キサラギ)の別れ。涅槃講。常楽会(ジヨウラクエ)…
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四季折々  燒野

雉の声あらはに悲し燒野原 正岡子規 末黒野に雨降り早も青みたる 都喜彦 燒野 (やけの) 春、野燒きしたあとのくろぐろと燒き跡ののこっているさま。 燒原、燒野原、末黒(すぐろ)、末黒野(すぐろの) <日本大歳時記>
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四季折々  寒明け

寒明けや雨が濡らせる小松原 安住敦 リハビリの日課となりて寒明くる 都喜彦 寒明け (かんあけ) 寒の時期が終わって、立春となること。また、その日。 2月4日ごろ。寒の明け。 <大辞泉>
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四季折々  早春

早春の庭をめぐりて門を出でず 高浜虚子 早春の見えぬもの降る雑木山 山田みづえ 早春 (そうしゅん) 立春後しばらくの間の時候。 もとよりまだ寒さはきびしく、すべてに冬の気配が漂う中でも、 なにやら春めく感じをいだかせる万象の姿。 <日本大歳時記>
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四季折々  野燒

古き世の火の色うごく野燒きかな 飯田蛇笏 多摩川や堤燒きゐるわたし守 水原秋櫻子 野燒 (のやき) 新しい草がよく生えるように、 春のはじめに枯れ草に火をつけて野を燒くこと。 <大辞泉>
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2007年 春

2007年 春 四季折々の俳句と写真をお楽しみください (季語をクリックすると表示されます) 野焼 早春 寒明け 焼野 涅槃会 芽立ち 猫の恋 啓蟄 牡丹の芽 山笑ふ 開帳 木蓮 初花 春の月 桜餅 木瓜の花 …
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四季折々  躑躅(つつじ)

さしのぞく窓につつじの日あしかな 丈草 庭つつじ丸に四角に刈られ咲く 都喜彦 躑躅 (つつじ) 山野に自生するが、観賞用として庭園に栽培される。 種類が多く、晩春から夏の初めにかけて紅、緋、紫、白、絞りなど とりどりの合弁花を燃えたたせる。 <日本大歳時記> …
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